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【美容師様がジアミンアレルギー】を発症した時にどうするべきか

こんにちは。ジアミンアレルギー専門美容院SafeBeauの渡辺です。

本日は下記のテーマについてお話をしていきます。

美容師がジアミンアレルギーを発症したらどうするべき?

以前、ヘアカラー専門店を10年以上も経営されている美容師様よりご相談をいただく機会がございました。

 

美容師様から頂いたご相談は下記の通りです。

・過去に自分がヘアカラーをした際にジアミンアレルギーを発症しました。

・それ以降も仕事としてヘアカラーを続けていて問題がなかったものの、ある日カラー剤を触っただけでアレルギー反応が出てしまいました。

実はこのようなケースは多いとは言いませんが、一定数あり得ることです。

特にヘアカラーをメインにされているカラー専門店で働かれている方は他人事ではありません。少し話をズラすと手荒れに悩む方も同じような状況だと考えます。

このご相談にお答えしたアンサーが同じようなお悩みを持たれている方へのヒントになると思いますので、共有をしていきます。

SafeBeauではジアミンを使用せずに染めることができるジアレスカラーを美容師様向けに卸販売を行っております。

ジアレスカラーの導入相談や経営に関するご相談も承っております。

ご質問やご相談は下記よりお気軽にお申し付けください。

事業転換や転職を考える

結論から申し上げますとアレルギー症状をお持ちのまま、ジアミンを使用したヘアカラーを主軸とした事業はリスクがあります。
アレルギー反応は繰り返していくことで悪化していきます。また治ることはありません。
最終的にはジアミンが近くにあるだけで、もしくはジアミンに間接的に触れるだけで強い症状が出ることが考えられます。
ジアミンを使用しないカラーの専門店やカット、縮毛矯正の専門店など事業転換を考えることも1つの方法だと感じました。

顧客様がノンジアミンカラーを受け入れられるかどうか

ノンジアミンカラーは通常のヘアカラー剤と比べて制限されることが多くあります。
例えば
  • 白髪の染まりが悪くなる
  • 真っ黒に染めることが難しい
  • 染まるまでの待ち時間が長い
などが挙げられます。
既にアレルギーをお持ちでお悩みの方や肌の刺激を抑えて染めたいという方は、上記を我慢した上でも染められることに価値が見出せるでしょう。
しかし現状のヘアカラーに何の不満も感じられていない方からすれば、技術力が落ちたというお声が上がる可能性も考えられます。

ノンジアミンカラーの低単価で実施は難しい

ノンジアミンカラーと一口に言ってもいくつかの種類があります。
  1. アルカリカラー 明るく染めながら白髪を薄く染めることができる
  2. 塩基性カラー 明るくすることができない。白髪を染めることができる。アルカリカラー、ライトナーとの併用可能。
  3. マニキュア 明るくすることができない。白髪を染めることができる。真っ黒く染めることができる。
  4. ヘナ 明るくすることができない。白髪を染めることができる。100%植物性
  5. ライトナー 明るくすることができる。白髪は染まらない。
現状よりも薬剤の種類や在庫を確保する必要性が出てきます。
またノンジアミンカラーの実施には加温が必須となります。
簡易的なものもありますが事業として行うのであれば加温機の導入も必要となります。

顧客様やサービス内容を一新して新規事業としてノンジアミンカラー専門店の可能性

ここまでお伝えしたようにノンジアミンカラーを導入して、現状のサービスに充てがうことは課題が多く残ると思います。
私できるご提案といたしましては新規事業として事業転換を行うことです。
集客を見直し、顧客様からのニーズを切り替えることで単価のアップやノンジアミンカラーとの親和性を高めることができます。
大きな変革となりリスクも考えられますが、今後長く継続しお身体への負担も考慮をすれば選択の余地はあると考えます。

まとめ

美容師という仕事においてジアミンアレルギーを発症するということは致命的な問題です。

 

仕事を継続していくためにも、どうしたら安全に継続をすることができるかを考えていく必要があると思いました。

無理をして続けても長期的な継続はできません。

 

ジアミンアレルギーというものを正しく理解して、どうしていけばいいのかを考えていきましょう。

そのお手伝いをさせていただいておりますので、お悩みの方は是非ご相談ください。